社内報について
社内報は、会社の情報を共有したり交流を促進する大きな役割を持っています。新商品・新サービスの発売情報から社内イベントやセミナーの案内、社員へのインタビュー記事など、掲載する内容は様々です。
社内報を通じて各部署やチームの活動・成果を知ることができ、他の部署やチームがどんな仕事をしているのかを知ることでお互いの理解を深めることができます。情報の発信や受け取りを通じて、社内の情報格差を解消し、全体としての組織力を高める重要なツールとなっています。
社内報は業者に頼むべき?
もちろん自社で制作しても問題ございません。それぞれにメリットがあります。
社内で作成すれば、業者に依頼するよりもコストを抑えることが出来ます。社員であるからこその工夫やアイデアを社内報に盛り込むことも可能でしょう。
もしデザインやイラスト制作等があまり得意ではない…といった場合は、業者に依頼する方がいいかもしれません。デザインがうまくいかず時間がかかってしまう…といった場合は、他の業務にも支障が出てしまいます。社内報は単に制作して配って終わりではなく、必要な情報の共有や社員同士のコミュニケーションを生み出すものでなければいけません。社員に読んでもらえるよう目を引くものでなければ、お金と時間が無駄になってしまいます。記事の部分は自社で制作し、デザイン部分だけを業者に任せるなど、部分的な依頼も効果的です。
せっかく作るのであれば、効果的でたくさんの人に読んでもらえるものにしたいですよね。状況に合わせて色々な方法を試しながら、自社に合った方法を見つけてみてくださいね。
社内報制作にかかる主な費用
⚫️デザイン制作費
「読みやすいレイアウトの社内報を作りたいのでデザイナーに依頼したい」「社内報を制作したいけど、普段の業務もあり時間の確保が難しい…」という場合、制作会社に依頼すると制作費が発生します。この場合、ページ数やデザインの複雑さ、プロジェクトの規模などによって価格が変わります。
⚫️印刷費用
社内報をメール等で配信したり、社内SNSやシステム上で公開する場合は発生しませんが、紙媒体で発行する場合に発生します。社内のプリンターを使って印刷する方法のほかに、印刷会社に依頼する方法があります。費用は、発行部数・ページ数・使用する紙の種類・印刷の方法などで変動します。「web環境がなくても手軽に読みたい」「印刷したいが部数が多いので会社のプリンターでは発行が追いつかない」といった場合に有効です。
⚫️コンテンツの費用
記事の執筆費用のほかに、記事に使用するための写真やイラストを依頼する場合に発生します。写真やイラストはフリーで使用できるサイトもありますが「社員の似顔絵イラストを描いて欲しい」「プロの撮った写真を使用したい」といった場合に依頼します。
⚫️配布するための費用
社内報を配布する際、社内で手渡しをする他に郵送を利用する場合があります。家族で読んで欲しいという想いから社員の自宅へ郵送をする会社もあります。この場合、切手代・封筒代・封入にあたっての人件費が発生します。
⚫️デザインソフトなどのツール費用
社内報を社内で制作・発行する場合に発生します。見やすいレイアウトでの制作のため、デザインソフトウェアやイラスト作成ツール・画像編集ソフトなどを使用する場合があります。この場合、月額費用や年間契約費用などが掛かる場合があります。
依頼する業者の選び方
社内報の制作を依頼する際は費用と予算を検討し、価格とサービスのバランスを考慮した上で決定する必要があります。制作会社のホームページを確認し信頼できる制作会社を選びましょう。印刷物に特殊な加工が必要な場合や使用したい印刷紙がある場合は、事前に対応が可能か確認しましょう。印刷方法によっても値段が異なるので、値段や内容にこだわりたいポイントがある場合はHP等で情報をチェックしたり、直接問い合わせてみるのもおすすめです。
デザインの作成をデザイン会社に、印刷は印刷会社へ個々に依頼する場合もありますが、どちらも一括して依頼が可能な会社もあります。その場合、複数の会社へ依頼する手間がなくワンストップで制作が可能なため、制作にあたってのやりとりが簡潔・スムーズになります。